8月のコースの見どころ
光祐寺の「みそなめ地蔵」

みそを塗って願をかけることから俗に「みそなめ地蔵」と呼ばれています。1980年(昭和55年)から毎年8月24日地蔵盆の日に「みそなめ地蔵祭」が盆踊りと合わせて開催されています。
皇の松

1221年(承久3年)、後鳥羽上皇が配流され、隠岐へ向かう途上、この松のたもとで休憩を取ったと伝えられています。そこで奉仕した住民に歌を賜ったとされています。
「天か下 おほふ袖たに なきものを 志はしはゆるせ 浜松のかけ」
その歌碑が1930年(昭和5年)に建てられました。
初代の松は1897年(明治30年)に惜しくも枯れてしまい、現在の松は5代目となります。これは、2013年(平成25年)に第64回全国植樹祭が鳥取県内で開催された際に、隠岐交流友好松として隠岐の地より献木されたものです。
正福寺

巨嶽山正福寺は曹洞宗のお寺です。正福寺の寺宝には、水木しげる先生の妖怪画の原点とされる六道絵(地獄絵・極楽絵)や、水木しげる記念碑もあります。
伯州綿

江戸時代前期から栽培が始まった伯州綿。明治以降は輸入綿に押され衰退しましたが、現在は地元の特産品として見なおされています。初夏に黄色い花弁の花を咲かせ、10月頃に綿が収穫されます。