ベニズワイガニのシーズン到来!競り見学に行こう
グルメ 2023.10.20
待ちに待ったベニズワイガニのシーズンが到来し、いつも以上に活気づく境港漁港。今年から境漁港見学ツアーが再開し、ベニズワイガニの競り見学ツアーも開催されています。市場の競りを、実際に見てみませんか。
境港の宝・ベニズワイガニのシーズン到来!
国内唯一というベニズワイガニ専用の「カニかご上屋」では、夜明け前に漁を終えて戻ってきた漁船から、カニの入ったカゴが降ろされ次々と並べられていきます。ベニズワイガニ漁は日本海の好漁場・大和堆付近で1週間かけて行われ、現在は10隻が操業中です。
競りの様子を間近で見学し、市場の雰囲気を体感
午前7時半、いよいよ競りがスタート。。仲買人たちが鮮度や大きさを見極めながら、次々と競り落としていきますが、威勢のいい掛け声が場内に響いて…と思っていたら、拍子抜けするほど静か。境港の競りは仲買人など買い手が希望価格を書いた紙を競り人に渡し、高値をつけた順に競り落とすのだとか。
発表される価格を参考に次の競りに臨むという、静けさの中に闘志を秘めた頭脳戦が繰り広げられているそうです。
買い手が決まったものは荷役会社の人たちがすぐさまトラックに積み込み、近くの加工場へ。この動きがスピーディで、見学者は圧倒されるほど!
境港で水揚げされるベニズワイガニの特徴は、加工場に運ばれるまで一切冷凍しないこと。その理由は、冷凍・解凍してドリップが出て風味が落ちるのを防ぐためで、船蔵で氷蔵し、場内では氷をかけて鮮度を保ちます。水揚げ量だけでなく、おいしさを保つ工夫も境港はピカイチなんだと実感!
境港の水産加工業の老舗は煮干しの加工から始まった企業が多く、漁港近くに加工場が点在しています。競り落とされたベニズワイガニは、午前8時には加工場に届き、内臓などを除いてボイル・カットされ、棒足やフレークなどに加工されます。この一連の流れが整っていることから、境港のベニズワイガニの品質が守られているそうです。
競りは一般見学も可能なので、ぜひ迫力ある様子を間近で見てください。また、お土産で購入するなら、近くの『境港水産物直売センター』へ!朝8時から取れたてのカニが店頭で販売されていますよ。
♯DATA
一般社団法人境港水産振興協会
https://sakaiminato-suisan.jp/event_content.php?id=3
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