水のない水族館(!?)からコスプレもできる展示室まで。境港のユニークなミュージアムを子どもと一緒にエンジョイ!
アクティブ 2024.09.18
ファミリーで境港観光に訪れたなら、きっと水木しげるロードを歩いて、ベニズワイガニや旬の魚を食べたら終了!なんて人も多いのでは。でも、それじゃもったいない!実は境港には子どもたちと一緒に訪れてほしい穴場な観光スポットがいっぱいあるんです。そこで今回は、ユニークな博物館や展示コーナー、穴場な飲食店などをご紹介。境港を家族で遊び尽くせるスペシャルコースへいざ出発!
もくじ
どでかいマンボウやサメがお出迎え!『海とくらしの史料館』
境港に着いたなら、まずは水木しげるロードを散策。そこから少し東へ進んだ先に『海とくらしの史料館』があります。オープンは1994年春。古い酒蔵を改装した渋い外観をひと目見ると、「ちょっと高尚な展示?難しそう…」と、ひるみそうですが、それは大間違い!ここは約700種類4000体の魚の剥製がずらりと展示された“日本最大級の魚の剥製ミュージアム”です。
今回の特別ゲストは、足立萌さん・陸羽(りう)くん・都羽(とわ)くんファミリー。子どもたちと一緒に魚の剥製探検に出発です。
館内に入ると、日本一の大きさを誇る巨大マンボウ“愛称チョボリン”がお出迎え。
その横にはホホジロザメやリュウグウノツカイなどがぎっしりと展示され、壮観!サメだけでも40種類を展示しているとか。ありとあらゆる魚が館内を泳いでいて(動かないけど)、まるで水のない水族館のようで、子どもはもちろん、大人もエモさに興奮すること間違いない!
魚博士の陸羽くんは「アオザメもいる!カッコいいー!」と、大興奮。剥製なので当然動かない分、大きく開いたサメの歯を間近で観察できたり、魚の顔を正面から見れたりと、普段見ることができない部分もじっくり観察できるのは剥製ならでは。
この剥製技術は香川県出身の種 将幸さんが当時「図鑑でしか見ることができなかった本当の魚を子どもに見せたい」という思いから独自製法で作ったのだとか。海で生活していた姿そのままを表現しているため、まるで本当に生きているような質感と躍動感が感じられます。
1階には本物の漁船・みなと丸も展示し、実際に乗り込むのもOK。「漁師さんみたい!」と都羽くんも大はしゃぎです。また、魚のクイズコーナーもあり、親子で挑戦するのも楽しそう。
2階は海をテーマとしたエリアと、人々の暮らしをテーマにしたエリアに。500匹以上ものハリセンボンが吊り下げられた“ハリセンボン通り”なるものもあり、映える写真を撮るならぜひここへ!
子どもはもちろん、大人も童心に戻って興奮できるディープなミュージアムです。
最後に陸羽くん・都羽くんが子ども目線で撮影した写真をご紹介!
♯DATA
海とくらしの史料館
住所:鳥取県境港市花町8-1
電話番号:0859-44-2000
営業時間:9:30〜17:00(最終受付16:30)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)※桜まつり、GW、夏休み期間は無休
入館料:一般410円、高校・中学・小学生・外国籍の方100円、幼児・70歳以上は無料
http://umikura.com
民族衣装の試着も!世界の暮らしや文化を体感できる『夢みなとタワー』
次に向かったのは境港のランドマークタワーでもある『夢みなとタワー』。
地上43mから日本海を臨むパノラマビューの展望室が有名ですが、他にも遊べるコーナーが満載なんです。
早速、最上階の展望室に出発!の前に、注目なのが1階にこの夏オープンした『みなとCUBE』。鳥取県の特産品の梨のソフトクリームと濃厚ミルクのソフトクリームが食べられ、これがすごい人気!梨のソフトクリームはクリーミーで、梨の風味もしっかり楽しめる好評なんです。ぜひ休憩がてら立ち寄ってみては。梨のソフトクリーム・濃厚ミルクソフトクリーム・ミックスがあり、400円。
まずはエレベーターで最上階まで。展望室で絶景を楽しんだ後は、3階の「環日本海研究室」へ。
3階の「環日本海研究室」は鳥取県と交流のある環日本海諸国6地域の暮らしや文化などを紹介したコーナーになり、モンゴルの移動式住居「ゲル」や、ロシアのマトリョーシカ、各国のおもちゃや楽器などを見ることができます。
「ゲル」は中に入ることもでき、ひとときの遊牧民ライフを体験!また、マトリョーシカもバラエティ豊かに展示され、可愛いデザインに魅了されます。
その奥には「民族衣装試着コーナー(無料)」も。韓国、ロシア、中国、モンゴルなどの民族衣装や小物が用意されているので、記念写真を撮ればいい思い出になりそうです。
併設して、絵本やおもちゃが楽しめるキッズコーナーもあり、子どもたちを自由に遊ばせることができるので、旅の小休止で立ち寄るにも最適です。
♯DATA
夢みなとタワー
住所:鳥取県境港市竹内団地255-3
電話番号:0859-47-3800
営業時間:9:00〜18:00(10〜3月は〜17:00、受付は閉館30分前まで)
定休日:毎月第2水曜(祝日の場合は翌日)
入館料:高校生以上300円、小・中学生150円
https://www.yumeminatotower.gr.jp
無人フロントの最先端ホテルはファミリーも大歓迎!『REEL HOTEL』
境港を満喫し、いよいよホテルに。今回選んだのは、今秋オープンしたばかりの『REEL HOTEL』。ここはフロントが無人という最先端スタイルのホテルです。7室ある客室の中には広々としたデラックスツインルームもあり、ファミリーでの宿泊にもオススメです。
ホテルにはフロントがなく、チェックインはホテルに設置されたタブレットを介し、スマホ端末からの操作で完了と、とても便利なシステム。
デラックスツインルームはクイーンベッドが2台あり、4名まで宿泊可能。バスルームにはバスタブもあり、ゆったりとした滞在時間を過ごせそう!チェックインの時間に縛られることなく、家族でのプライベートな時間を大切にする人にとっては魅力的なホテルです。
▼REEL HOTELについて
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♯DATA
REEL HOTEL
住所:鳥取県境港市上道町463-1 アートビル2F
電話番号:0859-21-8875
営業時間:チェックイン15:00/チェックアウト10:00
※宿泊料・予約方法は公式サイトを参照
https://reelhotel.co.jp
ファミリーでワイワイ過ごせる人気の町中華へ!『花れん』
足立さんファミリー、そして岩木さんファミリーが揃ったことで、みんなで夕飯へ。お昼に魚料理を食べたなら、次はみんなでワイワイ過ごせる町中華を目指して『花れん』に到着です。
大将の間瀬哲男さんはこのサイトの人気料理企画「エプロンズの3分半クッキング」の講師としてもお馴染み!日本中国料理協会の理事を務める間瀬さんが、地元の人においしい中華料理を提供したいと37年前にオープンした同店では、本格中華を約60品ラインナップ。セットや定食メニューも充実し、しかもリーズナブルなこともあって、週末は行列ができるほどの境港きっての人気店です。
店の人気メニューが、「らーめんセット」。小盛りらーめんにチャーハンor酢豚or八宝菜or唐揚げor中華丼が選べて、値段も税別1,050円〜1,150円とリーズナブル。らーめんはスープにこだわりがあり、牛骨や豚骨、羅臼昆布、鰹節、リンゴなど使った独自の配合で、コクのある味わいがクセになる一品です。
その他にも、境港らしく蟹身たっぷりの「蟹あんかけチャーハン」(税別1,100円)やボリューム満点な「海鮮三種塩炒め」(税別1,200円)は外せないメニュー。また、「紅カニ玉」(税別1,200円)は青菜やニラの風味を添えた他にはない味わいで、これは絶対注文してほしい!
また、間瀬さん渾身の一品が「豚角煮丼」(税別950円)。箸でも切れるほど柔らかで、でもしっかり厚さがある豚の角煮3枚と青菜がご飯に乗り、ほどよく甘めのあんがたっぷりかかり、ボリュームも美味しさも満点です。
そして、地元漁師さんが漁を終えた後に必ず食べにくるほどファンが多いのが「カレーどんぶり」(税別900円)。一口食べると家庭のカレーのような懐かしい味わいですが、鳥取県のソウルフードでもある牛骨スープを隠し味に使うことで、じわじわと旨みが増し、後を引くおいしさなんです。惜しげもなく乗った唐揚げもいい感じ!
もちろん、餃子(税別400円)や鶏肉唐揚げ(税別950円)といった定番メニューもスタンバイ。店内もテーブル席のほか、奥には座敷スペースもあって広々。
ゆっくりくつろげるお店でお腹いっぱいになったみなさん。境港は家族旅行で訪れても、ファミリーみんなで笑顔になれるステキなところがいっぱいです。ぜひ、次の予定を決めるなら、境港を訪れてみませんか。
♯DATA
花れん
住所:鳥取県境港市蓮池町65-3
電話番号:0859-44-6770
営業時間:11:00〜15:00(14:30LO)、17:00〜21:00(20:30LO)
定休日:火曜
https://karen-chuka.info
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