大阪から車で出発し、鳥取を横断ドライブ!家族で絶対楽しめる1泊2日の鳥取旅へ!〈後編〉
アクティブ 2024.04.18
広大な鳥取砂丘をはじめ、妖怪ブロンズ像が並ぶ水木しげるロードや『名探偵コナン』でおなじみの青山剛昌ふるさと館など、人気の観光スポットがギュギュッと詰まった鳥取県。そんな遊びどころ満載な鳥取県を楽しもうと、大阪から車に乗って横断ツアーに出かけました!高速道路を使えば手軽にアクセスでき、日本海を眺めながらの爽快ドライブもこの季節の醍醐味ですよー!
もくじ
境港に来たなら、朝から海鮮三昧!『境港水産物直売センター』へゴー!
2日目の朝、せっかく港町・境港を訪れたなら、朝から海鮮三昧できちゃう『境港水産物直売センター』へ。
年間水揚げ量は10万トン以上と国内屈指の境港漁港に併設された同店では、鮮魚や干物などの専門店が軒を連ね、水揚げされたばかりの魚介類が並ぶというから、鮮度はとびきり!
何を食べるか迷いながら、この日はベニズワイガニとイワガキ、『かまの穂』の揚げ物を購入し、さっそくいただきました。
隣のテーブルでは関東から訪れていたご家族が、カニの宴の真っ最中。見事な手さばきで次から次へとカニを剥いては頬張る姿がなんともかわいい。朝からこんな朝食が楽しめるのも、境港の醍醐味ですね!
境港水産物直売センター
■鳥取県境港市昭和町9-5
■0859-30-3857(電話受付は平日8:30〜12:00 13:00〜16:00、火曜休業)
■8:00~16:00頃(変更になる場合あり)、火曜定休
https://sanmaki-direct.jp
採れたてイチゴの甘さといったら!『中海フルーツパーク』で旬のイチゴ狩り
春のフルーツといえば、やっぱりイチゴ。そこで、境港市から車で15分ほど、米子市彦名新田にある『中海フルーツパーク』でイチゴ狩りを楽しむことに。広々とした敷地内に9棟のハウスが並ぶイチゴ観光農園では、章姫(あきひめ)や鳥取県のブランドイチゴ「とっておき」など4品種が栽培され、ハウス内を自由に移動しながら食べ比べもできるんです。
ハウスは広々〜。通路が広いので車イスやベビーカーも楽々通れます。しかも、二段高設栽培なので、立ったまま収穫できるのもうれしい。高さも2種類あるので小さな子どもも収穫しやすいという工夫も!
いろいろ食べ比べしたところ、お気に入りは鳥取県のブランドイチゴ「とっておき」に決定!フルーティで甘みと酸味のバランスがよく、食べ飽きないおいしさです。これ、大阪でも販売してほしい!
訪れていた子どもたちからは「100個食べた!」と元気な声が返ってきました。
時間制で人数を限定しているから、混み合うこともなく快適。「イチゴってこんなにおいしかった?」と思うほど、摘みたては最高のおいしさでした。開園は5月末までなので、訪れる予定の方は期間を気を付けて。予約はHPから。
中海フルーツパーク
■鳥取県米子市彦名新田664(米子水鳥公園隣)
■080-2921-4083
■営業時間・料金は時期によって異なるため、HPを要確認
http://silkfarm.jp/chukaifp/
※中海フルーツパークは2024年は休園になります。
『道の駅琴の浦』で海を見ながらのランチタイム
旅の後半は『青山剛昌ふるさと館』と『倉吉円形劇場』を目指して出発。でも、その前にお昼ご飯がてら『道の駅 琴の浦』に立ち寄ることに。ここは2022年4月にリニューアルしたばかりで、施設が真新しいだけでなく、北は日本海、南に大山が見える絶好のロケーションが自慢の道の駅なんです。
また、鳥取を東西に結ぶ山陰道(無料)から降りることなく休息できるスポットでもあるため、旅の途中に訪れるにはうってつけの場所です。
館内に入ると、活気のある呼び声とともに地元漁港で獲れた新鮮な魚介類を販売する「和星水産」。中央のフードコートでは鳥取らしいご当地メニューを楽しめます。
今回選んだのは、豪快な海鮮丼「極海(きわみ)丼」(1500円)。ネタは日替わりになり、この日はベニズワイガニをはじめ、琴浦サーモン、猛者エビ、ヒラメ、カンパチなどが勢揃いしていました。
また、琴浦のご当地名物“あごカツ(トビウオのすり身を揚げたカツ)”が乗ったカレー「あごカツカレー」(800円)もおすすめ。魚の旨みが凝縮されたカツとスパイスがほどよく効いたルーが相性抜群!
敷地内には観光案内所もあり、琴浦町の人気スポットを教えてもらえます。次に来る時はぜひゆっくり回ってみようと思いました。
道の駅琴の浦
■鳥取県東伯郡琴浦町別所1030-1
■9:00~18:00(11〜2月 9:00〜17:30)、元旦のみ定休
https://www.kotoura-umaimonya.com
名探偵コナン好きなら絶対行くべき!『青山剛昌ふるさと館』
そして、いよいよ今日の目的地・北栄町にある『青山剛昌ふるさと館』に到着。『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生は北栄町の出身で、青山先生の記念館として、生い立ちをたどる貴重な資料やマンガの複製原画、体験コーナーなどで創作の原点に触れられる施設になっています。
まずは建物前に展示された阿笠博士の愛車・黄色のフォルクスワーゲンと記念撮影!ここからすでにマンガの世界へと突入です。
入館すると、『名探偵コナン』のキャラクターのホワイトオブジェがお出迎え。映像コーナーでは先生の少年時代のエピソードが紹介されています。
さらに進めば、仕事部屋を再現したコーナーに。また、壁一面に『名探偵コナン』の複製原画が展示され、かつて読んだことのある名場面を探す楽しみが待っています。
阿笠博士が発明したアイテムを再現した体験コーナーも。マンガやアニメに登場するターボエンジン付スケートボードで街を滑走するアトラクションや、入館チケットを机に置くと3Dのキャラクターが現れる映像ビジョンもあるなど、五感でコナンの世界を体感。
子ども以上に大人の方が楽しんじゃうかもしれませんね!また、ゴールデンウィーク期間(4/29〜5/7)は混雑が予想されるため、入館整理券を配布。詳しくはHPをご確認ください。
青山剛昌ふるさと館
■鳥取県東伯郡北栄町由良宿1414
■0858-37-5389
■9:30〜17:30(最終受付17:00)、休館日あり(HPを要確認)
(4/29〜5/7は9:00〜17:30、最終受付16:30)
■入館料/一般700円、中高生500円、小学生300円
https://www.gamf.jp
▼詳しくはこちら
旅の最後はフィギュアの聖地『円形劇場くらよしフィギュアミュージアム』へ
旅の最後に立ち寄ったのが、『円形劇場くらよしフィギュアミュージアム』。ここは、かつて小学校の校舎として使用された日本最古の円形校舎を活用したフィギュアミュージアムです。
大手フィギュアメーカーの協力で、人気のアニメキャラやTVヒーローをはじめ、恐竜や仏像、動物など約2000体のフィギュアを展示。
部屋ごとにテーマが設けられ、巨大な恐竜が鎮座する恐竜コーナーがあったり、愛らしい動物フィギュアのコーナーがあったりと、時間を忘れて見入ってしまうこと必至。子ども以上に大人がハマってしまうかも…。
そして、現在は開館5周年記念特別展「怪獣劇場〜小森陽一のセカイ展」(会期は7/9まで)を開催中。『海猿』『S―最後の警官』などの原作で知られる作家の小森陽一さんがライフワークとして制作するガレージキット約140体が展示されています。
ウルトラマンや東宝・大映映画などに登場する怪獣のガレージキットは、質感も色も細部までこだわって制作され、迫力満点。間近で鑑賞できる貴重な機会になっています。
円形劇場くらよしフィギュアミュージアム
■鳥取県倉吉市鍛冶町1丁目2971-2
■0858-27-1200
■9:00〜17:00(夏季は〜18:00)、無休
■入館料/一般・高校生1200円(常設展のみ1000円、特別展のみ600円)、小・中学生600円
(常設展のみ500円、特別展のみ300円)
http://enkei-museum.com/
▼詳しくはこちら
一泊二日の旅とは思えないほど、中身がギュッと詰まって満足感いっぱい!境港を拠点にすれば、こんな旅も可能になるんです。ゴールデンウィークはもちろん、週末は家族や仲間と一緒に鳥取の旅へと出掛けてみませんか。
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